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2015.06.04 穀粒記者レポート「BYUウインド・シンフォニーの演奏会」投稿者:岸野みさを

Taizé - Adoramus te Christe
 
BYUウインド・シンフォニーの演奏会
 
 
岸野 みさを
 
 5月18日中野サンプラザ・ホールへBYUウインド・シンフォニーを聴きに行きました。
曲目「American Overture for Bando」 から勢いよく始まったウインド・シンフォニーはBYU大学で最も優秀な金管楽器、木管楽器、打楽器の演奏者50人で構成されています。演奏者の出身地は全米全域だけでなく、海外の多くの国に及び、彼らは音楽学士号の取得を目指しています。
 2曲目は「Suite of Old American Dances」古いアメリカ舞曲による組曲で、軽快なスイングやワルツの懐かしい音楽に聴衆は引き込まれました。司会者がプログラムの曲目に短い解説をつけて紹介されましたので、作曲者や曲目の背景が分かりやすかったと思います。交響楽団にしては稀なコーラスがありました。曲目は「Adoramus te、Christe」(私たちはキリスト、あなたを崇拝します)でした。楽器演奏者自身の持つ声も素晴らしく、人の声の柔らかさや繊細さに聴衆は水を打ったようになりました。さすがにタバナクル合唱団を彷彿とさせるものがあり、声の若さがまた魅力的でした。彼らのコーラスではありませんがYoutubeにあったその曲をアップしてみました。
 前半の4番目にCsaba Jevtic-Somlai のクラリネット独奏がありました。司会者は紹介で「彼は日本のサムライだと喜んでいます」と言いました。曲目は「Guisganderie」。後半の3番目にトロンボーンの独奏もありました。全米一位でこれから世界大会に臨むトロンボーン奏者はLyman Mcbridという学生です。曲目は「Fantastic Polka」。二人の見事な演奏に聴き惚れるとともに肺活量はどうなっているのだろうか?などとヤボなことをチラと思いました。
 日本人の作曲家福田洋介の「Bon―Odori-Uta」がありました。盆踊りの雰囲気はありましたが、それはシンフォニーでした。「アリランと赤トンボ」を編曲したChang Su Kohは日本で生まれましたが親は朝鮮から日本に来たそうで、二つの祖国を持つ作曲家の赤トンボはまた一味違いました。フィナーレは「星条旗よ永遠なれ」国家を敬い愛していることが伝わってきます。
 後半に入ってから次第に耳が慣れてきて曲想がよく分かるようになりました。日頃から
演奏会に慣れ親しむことが大切だと思いました。私はクラシックファンですがもっぱらDVDやYoutubeで聴きますので、もしかしたら違った音を聴いているのかも知れないと、今回の演奏会で感じました。BYUウインド・シンフォニーの演奏者の皆さまありがとう!そして
皆さまのミッションの目的が達成されますようにお祈り致します。
 
画像の説明
 
 

  • 投稿を有難うございました。 -- 穀粒事務局 2015-06-04 (木) 21:44:58
  • 岸野みさを様。待ってました。チケットは買ったものの事情があって行けなっかたんです。チケットは友人に譲りましたけど。とにかく見事な演奏が文面から聴こえてくるようです。とはいえ演奏を聴きたくてYou Tubeで検索しました。イイですね。少しうれしくなりました。でも小生ビールは飲みませんがやっぱり「生」が一番でしょう。レポートありがとうございました。 -- サッポロヒール 2015-06-05 (金) 09:25:57
  • サッポロヒールさま
    お待たせしました。穀粒移転のため掲載が遅くなってすみませんでした。共有できなくて
    残念でしたが、やっぱり生がいいですね。 -- 岸野みさを 2015-06-05 (金) 12:29:41

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