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2015.12.15 穀粒記者レポート・「国政モニター12月 経済対策 その他 一億総活躍社会は家庭と家族を強めることから始まる」投稿者:岸野みさを
ユダ王国のアハズ王の息子ヒゼキヤは、エルサレムの要塞を固め、シロアムの地下水道を造ったことで有名だが(歴代下32:1-4)死の病に倒れた時イザヤを通して主に命乞いをした。イザヤは「家を整えなさい」と言い、ヒゼキヤに15年の延命を与えた。しかしヒゼキヤは家を整えることをせず、自分の代さえよければ良いと考えた。息子マナセは偶像礼拝に関わる悪を行い、孫のアモンは更なる悪を主の目の前に行い、ようやくひ孫ヨシアが主の目に適う事を行って31年間の統治をしたが、エジプト王パロ・ネコにメギドで殺害された。そしてユダ王国は紀元前587年にバビロンに滅ぼされた。ヒゼキヤが家を整えなかった代償は大きく家族ばかりでなく国家も国民も失い預言通り、主の罰がふりさげとなり測り縄となってユダ王国を打ち砕いた。家庭と家族は社会構造の基盤である。その重要性は強調されず、個人に問題がすり替わっている。一億総活躍社会は家庭と家族を強めることから始まる。