16041101森 つぐみ
2016.04.11 エッセイ「波紋」 投稿者：森 つぐみ
正直に人と、交際をしているかという質問に、私は、「いいえ。」と、答えました。
鮮明に覚えているのは、２度。
どちらも、たまたま、旅行中などで立ち寄った所でした。
最初のところは、神権者に、こうしてほしい。という内容の話で、一部の女性が、エスカレートして、不満をぶつけていました。
そこで、私は、「教会の神権者は、すごく頑張っていますよ。素晴らしいですよ。」と、普段思っていることを、言えずに終わってしまいました。
もう一回は、レッスン中でした。
ある方が、「私は、旦那より子供。子供が大事。だって、私の血が入っているもん。ね、森さん。」と、私に話題が振られてきました。
そして、その方は、まだまだ続けて、「旦那より、子供に、みんな決まってる。」みたいなことを、私に話を振った後にも、続けておられました。
そこでも、私は、「いえ、子供より、夫です。夫が大切です。」と、言えずにいたのです。
その後、夫にその話をしたら、「なぜ、ちゃんと言えなかったか。今度から、ちゃんと言えよ。」と、言われました。
正直に人と付き合っているかという質問は、２度ほど受けたのですが、１度目の質問をしてくださった方は、はははっ、と笑って、「まぁ、そういうことは、ありますよね。」という回答と、今後気を付けてくださいということだった。
２度目に聞いてくださった方は、私に質問されました。
「そこで、あなたが、きちんと答えていたら、どうなっていたでしょうね？」と、聞かれました。
私は、「うーーん。」と、答えました。
姉妹が、ちゃんとお伝えになられたら、流れが変わったかもしれませんね。
そうおっしゃいました。
私の中で、少しは、反省はしているものの、大勢の人がいる場合では、仕方がないかなと、思っている部分がありました。なので、２度目のアドバイスは、心に刺さりました。
私が、本当に改心しなければならないことを、感じました。
もし、私が、そこで、話せていたら、場を変えることができたかもしれない。私は、意見を言った方から、嫌われるかもしれないと、そちらを気にしていたのです。
喧嘩する必要はありません。ただ、森姉妹、あなたもそうだよね、と言われたときに、「いえ、私は夫が大事です。」ただ、そういえばよかったと、思っています。
私は、一石を投じることが出来ませんでした。
- 森つぐみさまの誠実な内省に感銘を受けました。確かに一石を投じると波紋が広がります。どのような形や流れで進むかは予想がつきません。残念ながら受け止め方は人それぞれ。ホトトギスの有名な俳句は、家康、秀吉、信長。もうひとつ紹介しましょう。『鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス』(松下幸之助) 話さない選択も尊重される関係でいたいですね。 -- トホホギス 2016-04-12 (火) 08:58:18
- 森つぐみさま
正直とは何か？いつだったか、うなずくだけでも同意したことになる、とＲＳのテキストで学びました。うっかりうなずけないと思いました。本心で接すると相手を傷つける場合もあるので、通常はyes butを使う筈の私も思うようにはいきません。最近のテキストでは「あなたの考えが大切なのです」と教えていますから、「そうですねえ、夫がいないと
子どもはいないことになりますしねぇ」などと逃げるかもしれません。 -- 岸野みさを 2016-04-12 (火) 09:35:49 - ホトトギスさま。 コメントを、ありがとうございます。 話さないのも、一つですね。
私の場合、聞かれてしまったので、答えが正直でなかったと、思います。 何も答えませんでしたが、難しかったです。 ありがとうございます。 -- 森 つぐみ 2016-04-12 (火) 19:53:09 - ＲＳのテキストを教えてくださり、ありがとうございます。 テキストから教えて頂き、ありがとうございます。 今度使ってみたいです。 実は、私は日常で、こういったことが多く、そのためにも、言葉にできるように文章を学んだほうがよいと感じております。 コメントもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 -- 森つぐみ 2016-04-12 (火) 19:56:02
- 森つぐみさま
トホホ ギスだそうです。トホホ…。 -- パシリーヌ 2016-04-12 (火) 21:51:26
