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2016.12.19 穀粒記者レポート・「クリスマスメッセージ2016―私のもとに来なさい」投稿者:向谷鈴子

 私は最近、一通の手紙を受け取りました。送り主は、中学2年生の男子生徒です。その生徒は、6年前、彼が小学2年生の時に1年間だけ関わっていた生徒でした。内容は、「ぼくのこと覚えていますか?」ということと、中学生活の様子でした。私は彼のことをよく覚えています。彼と出会ったとき彼は、彼の持っている発達障害からひきおこす言動をまわりに理解されず、誰も信用していない状態でした。彼とは時間はかかりましたが良い関係を築くことができました。でも私の勤務の移動のため1年間で離れました。その後、数回手紙のやりとりをしたことはありましたが、その彼からの手紙には本当にびっくりし、なぜ、今ごろ私に手紙を、と不思議に思い、又、涙がでるほどうれしかったです。手紙を受け取った時、私には大きな問題がありました。私は彼との1年間を思いだし、その問題に対して頑張ろうという気持ちと希望をもつことができました。でも何より、主が彼を通して私にはげましをくださったと感じました。主は私に「私はあなたの近くにいますよ。あなたは一人ではありませんよ。」と言って下さっているように感じました。私は、彼に返事の手紙を書きながら彼と主に感謝しました。
 
 主はマタイ11:28-30で
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである」。常に「私のもとに来なさい」とおっしゃっています。そして私達が主に近づくのをためらっているときでも、いつもいろいろな方法で、主は、私たちを自分のもとに来るようにメッセージを下さっています。でも、私達は自分の思いに目を向けすぎて、その主からのメッセージを拒否したり、気づかなかったりします。先ほどの聖句にあったように、自分の重荷より、主のくびきの方が負いやすいのです。何より主のくびきを負うことで、私たちは、主のみもとへ行くことができるのです。

 セミナリーでイザヤ書を学んでいた時に、1つのあまりにも当たり前なことですが、とても大切なことを学びました。私がその時のレッスンでした質問は「私たちは悔い改めることで罪から清められますか?」でした。その答えはノーです。ヒラマン5:10-11
「また、アミュレクがアモナイハの町でゼーズロムに語った言葉も覚えておきなさい。アミュレクは彼に、主は確かに主の民を贖うために来られるが、彼らを罪のあるまま贖うためではなく、彼らを罪から贖うために来られるのであると語った。主は、彼らが悔い改めるときに彼らを罪から贖うために、御父から授けられた力を持っておられるのである。したがって、主は悔い改めの条件について告げ知らせるために、天使たちを遣わしてこられた。この悔い改めは人々を贖い主の力のもとに導き、彼らに救いを得させるものである。」
悔い改めは条件で、キリストの贖いの力にあずかることによって、私たちは清められることができるのです。言い換えれば、私たちがいくら悔い改めてもキリストの贖いの力がなければ清められないということです。

 ちなみにその時のレッスンで水に罪を表す食紅を入れその上から贖罪の力を表す漂白剤を入れる実験をしました。食紅を入れると水がすぐに真っ赤になり、罪はすぐに自分たちに影響を及ぼすこと、又、漂白剤を入れてもすぐには透明にならず、透明になるのに時間がかかり、贖罪の力も清めるのには時間がかかり、私たちは忍耐が必要である、でも必ず清められるということを学びました。

 イザヤ1:18 「主は言われる、さあ、われわれは互いに論じよう。たといあなたがたの罪は緋のようであっても、雪のように白くなるのだ。紅のように赤くても、羊の毛のようになるのだ。」
主は私たちが主の贖いの力で清められるのを切に願っておられます。そのために、主は私たちをみもとに来るよう招いておられます。

 主が私たちを愛しておられること、主が贖い主であることを証します。イエス・キリストのみ名によりアーメン。

  • 楽しそうな実験でしたね。目に見えるものを使うと分かりやすくて青少年は喜んだことでしょう。漂白剤の力にも驚きました。 -- 岸野みさを 2016-12-20 (火) 13:13:12

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