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2016.01.14 エッセイ「笑い初め」 投稿者:岸野みさを

穀粒笑い初め

 「今年の景気はどうだろうか?」「トランプで占ってみよう」我が家のにわか経済評論家の会話だった。

 末っ子が「いちばん上に生まれればよかった」と兄に言った。「じゃあ、煮豆と取り換えようか?」と言うと「えっ?えっ?」「お兄ちゃんから福音を聞くのは久しぶりだね」とママ。「えっ?えっ?」末弟はまだ分かっていないようだった。

 「孫たちが水上にスキーに行く」とメールに書くと「この寒いのに水上スキーに行くの?」という返信があった。日頃読み飛ばしをするのは知っていたが、これ如何に?

 お隣のワードはバプテスマが続くので「素晴らしいわね」と言うと、「何故か皆お年寄りなのよ」という。こっちもお年寄りなので、ちょっと複雑な気持ちだった。

 断食証会のこと、同じ列に座っていた孫から紙切れが廻ってきた。SOSタスケテ、と書いてある。どうしたのかと折りたたんであった部分を開いてみると「お腹が空いた」だった。

 食べ物に欠乏していた戦後、おばあちゃんが渋柿を大きな樽に塩漬けにしてよく食べさせてくれた。とても美味しかった。友人にその話をすると柿の渋を抜くには焼酎に漬ける
のだという。ええっ?焼酎漬けの柿を沢山食べたことになるの?誰も酔っぱらっていないのでやはり塩だ、と勝手に結論づけている。

  子どもの頃、親に「勉強しないと大人になってから困るよ」と言われたパパ。「確かに、今、困っています」と言った。

 〇○トコのケーキがクリスマス会に出ていた。食べていた義理息子に「どう?」と聞いてみると「マズイですよ」と、しかし、パクパク食べているではないか。私はやはりやめておいた。

 クリスマスパーティーに黒ずくめのサタンクロースが出現して「プレゼントを寄こせ」と言ってプレゼントを勝手に奪っていく。その後、本物のサンタクロースがトナカイを引き連れて登場し、子どもたちにプレゼントを配っていく。プレゼントを与えると寄こせの真逆の行為だが、子どもたちは「サタンクロースが面白かった」と言った。サンタクロースは?と聞くと「つまらなかった」と言った。どういうこと?(サタンとサンタの違いです。お間違いのなきよう)

 2016年6月英紙エコノミストの発表で、世界33カ国中、祖国に対する誇りが最も高い国はオーストラリヤで最も低い国は日本だそうだ。不名誉もここまで来ると神ってる?(いくら流行語でも使い方が違う)

土地測量士の話では「この村も外国人が土地を買い占めて、日本人なら絶対に買わないような崖でも買う」と言った。おまけにしょっちゅう所有者が変わるのだそうだ。村の中に外国人の居住区がある。わが国には、大正15年(1926)施行で現行法でもある外国人土地法という法律があるのだが、日本の土地制度は、
1.地籍調査(一筆ごとの面積、境界、所有者などの確定)が未だ50%しか完了していない
2.不動産登記簿の仕組みが旧態依然で、土地売買届出などの捕捉率も不明
3.農地以外の売買規制はなく、利用規制も緩く、国境離島、防衛施設周辺など、安全保障上重要なエリアの土地売買・利用にかかる法整備も不十分である一方、
4.土地は占有者のもので「時効取得」(民法第162条)もある(注2)。
5.土地所有権(私権)が現象的には行政に対抗し得るほど強い(注3)。
(笑えない話)

紅白歌合戦に、ある教会員の娘さんが出場した。世界の終りというグループでマリンバを演奏したのだが、オウムのお面を被っているので彼女であることが判明しない。どうして鳥?と聞いてきた小学2年の孫に「来年は酉年だからでしょ」2016年の締めくくりも可笑しな爺だった。

大垂水峠の麓に「日本一まずいラーメ」という店があった。食したことがある夫に「どうだった?」と聞くと「うまかった」と言った。久しぶりにその道を車で通りかかると
店の名前が違っていた。何らかの理由で店は無くなったのだ。これはまずい。

 雪だるまを作っていた孫4人、見事な出来上がりだ。よく見ると、目玉は小玉ねぎで鼻は人参、眉は杉の葉で、口は枯れ枝で、これまた枯れ枝の両手にスキー手袋をはめている。目の工夫にびっくりした。小玉ねぎの根元が眼球の黒目のようだった。小学6年の長女に
何が面白かった?と聞いてみると「疲れただけ」と答えた。雪ボールを手押し車に山盛り作って雪合戦もしていた。

  リフトで頂上まで登ってしまった小学2年の孫。急傾斜にビビッてスキーを脱いだのだが間に合わずと「パパー!」と叫びながら50m下まで滑落して行った。急傾斜をスノボーで必至に息子を追いかけるパパ。やっと追いついて「お前、腹ばいで頭を上にして上手に滑り降りたじゃないか、感心したよ」と言った。感心している場合か?

 笑い出すと止まらない年頃の孫。「よく笑うねえ。豆が転がっても笑うんじゃない?」
と祖母が言うと、孫は更に爆笑しながら言った。「箸が転がっても、よ」「えっ?豆じゃなかった?」どこで豆になってしまったのだろうか?今年もまめでいきましょう。


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