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2017.02.25 エッセイ「わたし遺産」 投稿者:徳沢愛子

かわいい子にカレー作り

我が家に男の子ばかり5人生まれた。
私は女の子を所望したが、神は拒否された。
学校を出てすぐ結婚。
世間知らずの私が5人の腕白坊主達の母になった。
銀行員の夫は毎晩帰りが遅い。
孤軍奮闘とはこのこと。
髪振り乱し、昼も夜もなかった。
長男が小学3年生になった時から、私はカレーライスを作る事を教えた。
日曜日は母の休息の日‼と、家族に声高く宣言。
皆小学3年生になると、次男、三男、四男、五男順次ローテーションに組み入れられた。
否応なくであった。先輩の兄達が弟を仕込んでいく。
人参嫌いの者が人参無しにすると、兄達は人参を入れさせる。
一人一人の兄は教師であり、従うべき存在。
息子の一人は教えられたことの上をいき、材料を炒めてから料理開始。
それがなかなかうまいのである。
息子達は互いに評価し合い、少しずつ腕をあげ、自信をつけていく。
 この教育は、わたし遺産として誇れるものであったと、今も自負している。

  • わたし遺産!既に大人になったお子たちが、やがて老齢になっても「おふくろの味」を自分で料理して遥かなる幼き日を懐かしく思い出すことができるでしょう! -- 岸野みさを 2017-02-26 (日) 22:01:27

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