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2017.03.07 穀粒記者レポート・『少年たちの群像(4)』投稿者:岸野みさを

中学の教師にはなるな
中学2年のA君、職業について授業を受けている時、教師がやおら「君たち中学の教師にはなるな」と言った。「どうしてですか?」と何人かの生徒が質問すると「ブラックだからだ」と言ったそうだ。調べてみると下記の実態が判明した。
文部科学省教員勤務実態調査- 教諭の勤務時間
平成18年7月3日~12月17日のうち、
1期を4週間とした計6期
(夏季休暇を含めて平均化)
学校規模等のバランスを考慮して無作為に抽出
公立小・中学校
計2,160校(360校×6期)
校長、教頭、教諭、栄養教諭、養護教諭、常勤講師
約50,000人
通常の仕事として指導を行う教員(非常勤を含む)
約3,500人
●教諭の1日当たり勤務時間(勤務日):10時間22分(うち残業時間:1時間43分)

バレンタインチョコレート
 「今までもらっていたのに、今年初めてバレンタインチョコレートを貰わなかった」と中2の息子が言った。ママは「あら、残念ね」と言うと「2組なんかね、貰わなかった生徒はたった3人だってさ」ママが「貰ったかどうかって何でわかるの?」と聞くと息子は「食ってるからさ」ということだった。

自分で自分を励ます
 パパとスノボの先生と5年生の娘が3人で標高2000mの八ヶ岳にスノボに行った。パパが撮ってきたスマホの画像をみると娘は上手にターンをしながら滑り降りている。おっ!
音声が入っていた。ターンで「がんばれ」またターンで「がんばれ」とつぶやいていた。

デザイン賞を獲得
 カブスカウトの宿題で「レースの日まで自分の車をこの材料で作って来てください」と言って木片を渡された2年生の息子。パパや兄に手助けしてもらって作った真っ白いスポーツカーがデザイン賞を獲得した。車体は真っ白でオープンカーのイスが水色、そのコントラストがパッと人の目を引く。西部警察(TVドラマ)のポリスカーを見て造ったそうだ。
 レースは人工の斜面を走り降りて直線をどれくらい遠くまでいくかというものだった。

明日の事だった
 「ねえ、学校であった面白い話教えて」とばあが孫に聞くと5年生の孫はキャハハと笑って「図書館の話をするね」というので「うん、図書館で何があったの?」と聞くと「明日行くから、行ってから話すね」と言う。今度はばあがハハハとなった。
翌々日「図書館の話をして」というと「行かれなかった」

前世では
 6年生の孫娘が聖餐会で救いの計画の話をした。「前世では神様と一緒に幸せに暮らしていました」と言い、「今、私は4人の兄弟姉妹とパパとママとで幸せに暮らしています」と言った。話しが終わった後で「いいお話ありがとうね」とばあは言ってから「忘却の幕があるのにどうして前世で神様と一緒に暮らして、幸せだったことがわかったの?」と聞くと笑顔で沈黙。答を引き出すことはできなかった。

入れ歯を発見
8歳の孫が市役所でママと順番待ちで椅子に腰かけていた時、ふと後ろを振り向いて「あっ、あっ、あ~」というのでママがどうしたのかと振り返って見ると、後ろの椅子の上に入れ歯が置いてあった。ママは笑いを堪えて受付に行くと「あらっ、先ほど失くした方から電話が入ったんです。ありがとうございます」となった。孫は「ねえ、ばあばにこのことを話してみて、大笑いするから」というのでママが携帯で電話しようとすると「スピーカーオンにして、ばあばの笑い声を聞きたいから」と言った。あいにくばあばは留守だった。彼女は「ばあばは幸せを運んでくる人ね」としっかり言える、見事な孫だった。彼女が3歳頃、遊びに来たばあばが帰る時はいつも泣きべそをかく長男に向って「また、泣くの?」と言えるほど、これまたしっかり成長しているのだった。

Bright
 6年生のきらりちゃん。「ホラ、普段着で教会に来るから、セーターにゴミがついているよ」とばあが言うと、隣にいたM姉妹が「あら、そのセーターきらりちゃんにぴったりね」と言った。
「黒地のセーターに刺繍のBrightがきらりちゃんにぴったりね」ばあも「本当、キラリと輝いているわね」スパンコール入りのBrightだった。
 


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