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17032001本多 みどり

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2017.03.20 自分史・家族史「イエス・キリストの贖い」 投稿者:本多 みどり

2017、3、20 聖餐会のお話より
今プライマリーではイースターに向けて8歳以上のみんなと準備をしています。昨年もイースターに向けて準備をしていましたが、その時気付いたことはイースターの時期になると日本でもイースターに関するイベントやグッズが売られているという事です。その時少しでも多くの人がイエス・キリストについてふれる機会が増えているなと感じたり主の再臨がどんどんと近づいているなと感じました。今年は準備をしながら私は子供の頃この様にイースターに向けて準備をする機会がなかったので、この責任を通して自分がふれてこなかった物にふれている事に気づき感謝しました。

そしてある1つの物語を思い出しました。

双子の兄弟のお話です。

2人は姿形がとてもそっくりでしたが、行いが全く違いました。お兄さんは多くの人を愛し、助け、働き、正しい人でした。弟は悪い事ばかりし続けていて、人々から憎まれ嫌われていました。悪い事ばかりしていた弟はついに捕まり、牢屋に入れられてしまいました。彼の罪は重くとうとう死刑になる事になってしまいました。弟は牢屋の中から助けを叫びました。「助けてください。助けてください。私をここから出してください。」お兄さんは心から弟を愛していました。人から信頼されていたお兄さんは特別に牢屋に入って弟と会って話す事ができました。そしてお兄さんは弟にこの様に言いました。「私はあなたを愛しています。私があなたの服を着てこの牢屋にいれば私があなただとは誰も気づかないでしょう。さぁ、服を交換して私があなたの代わりになりましょう。ただ1つだけ約束して下さい。ここから出たら私の様に生活して下さい。そうすれば私があなたの代わりになったということは誰もわからないでしょう。さぁ、ここから出て自由になりなさい。」

次の日お兄さんは弟の代わりに亡くなりました。弟はお兄さんのように生活をし、最後までそれが弟であったと人々には分かりませんでした。というお話です。

この話はお兄さんがイエス・キリストを表し、弟は私達を表しています。イエス・キリストは前世で私達の救い主、贖い主として選ばれこの地上に生まれました。イエス様は罪がなく、どんな事があっても天父に従順でした。誘惑を受ける事もありましたが、それに屈する事は決してありませんでした。そして私達の為に肉体的苦痛や精神的苦痛、私達の罪を背負われ亡くなり、復活されました。

リンダ・K・バートン姉妹は贖罪の原則について3つお話されています。
①イエス・キリストの贖罪により人生の中で経験する全ての不公平なことは正される

②贖罪には生まれながらの人に打ち勝ち、イエス・キリストの真の弟子となるようにしてくれる力がある

③贖罪は、御父の子供達に対する御父の愛を示す最大の証拠である

このお話を読みながらベトナー長老のある文章を思い出しました。

「贖罪が持つ人に能力を授ける力は善を行い、善人になり、自分自身の望みや本来の能力を超えた働きができるように私達を強めてくれます。」

人それぞれに不公平を感じる事もあるかと思います。また私はもうこれ以上駄目だと思うことがありますが、そんな時周りの人の助けや、人に能力を授ける力を通して自分の力以上の事を行う力を受けて乗り換えています。心から感謝しています。

「主は世のためになる事でなければ何事もなされない。すべての人をみもとに引き寄せるために御自分の命を捨てるほど、主は世を愛しておられるからである。」第2ニーファイ26:24

天のお父様とイエス様が心から一人一人を愛しておられることを知っています。

  • あらゆる人の罪の代価を支払われた救い主を例えた双子の兄が身代わりの死刑を受けるなんて残酷だと思いました。私たちが改心しなければ何回でもキリストを十字架に架けていることになる、と学んだことを思い出しました。良いお話をありがとうございました。 -- 岸野みさを 2017-03-19 (日) 22:34:46

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