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2017.03.27 穀粒記者レポート・『この世のものも百倍』投稿者:武井耕一

朝通勤で駅まで歩くときに暗かった空が随分明るくなり、昼間も日差しの暖かさを感じる日が増え、土中に隠れ籠っていた虫が這い出でくる季節になりました。冬の間はあまりの寒さに早く冬が終わって欲しいと願っていましたが、春が近づくとこれから草木が伸び始め庭の手入れをしないといけないことや、スキーや温泉にも行ってないことを思い出し、冬が終わるのが名残惜しくも感じられます。自分の置かれている状況の悪い面にばかり気をとられ良い面を見落としていたことに後で気づかされることは、しばしばあります。

特定の状況に置かれたとき、悪い面を見て不満を感じながら生活することも、良い面を見て喜びを感じながら生活することもできます。わたしたちの直面する状況がわたしたちに経験を与え、わたしたちが次の段階に成長するための助けとなることを理解すると、良い面を見つけやすくなります。「すべてのことを感謝して受け入れる者は,栄光を与えられるであろう。また,この世のものも百倍,いやそれ以上加えられるであろう‎。」(教義と聖約78章19節)

わたしたちが成長の過程において様々な状況に直面するとき、そこでどのように対応するかがその後の成長に影響します。主からの助けは、一般に、段階を踏んで一つ一つやって来ますが、その各段階を通る間、成長から来る苦痛や困難を感じるかもしれません。そのようなときに自らの置かれた状況の良い面を見つけて感謝できる人は、多くを増し加えられるでしょう。無いものに対する不満を抑え、有るものに対する感謝を思い起こすときに、喜びと平安を感じながら生活することができるでしょう。

  • 良い面を見て喜びを感じながら生活する、ことを心掛けたいと思いました。ありがとうございました。 -- 岸野みさを 2017-03-28 (火) 14:19:43

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