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2019.03.07 穀粒記者レポート・『府中の紹介』投稿者:高橋幸夫

いにしえの武蔵国 府中    髙橋 幸夫
穀粒にたまに投稿させていただき、また皆様の投稿を読ませていただきまして、ありがとうございます。穀粒は実名投稿と匿名投稿が混ざっており、どこのどなたが書かれたのかしら、と思いながらもすばらしい内容に感銘いたしております。
私も府中ワード機関誌を発行しておりまして、多くの方達に読んでいただき、そして府中ワード以外の方達からも実名の投稿をいただいて永らく続けてまいりまして20年経ちました。毎月発行でこの3月で241号に到達しました。府中から発信しているサムエル、でも府中ワードはどこにあるの?という方もおられると思います。今回は「ふるさと歴史館」などのおもに府中市の資料から得た、「日本のここに府中あり」をご紹介します。
なお、穀粒読者の方でサムエルを知らないという方も大勢いらっしゃると思います。もしサムエルも読んでみたいと思われる方は、「お名前、ステーク名、ワード・支部名、メールアドレス」を穀粒事務局にご連絡されてください。私がそれを受け取り、サムエルをメールに添付で毎月お送りいたします。

府中ワード・府中市はどこにある? むかーし昔の地図をご覧ください。
昔は武蔵国(むさしのくに)にありました。現在は東京都府中市です。

古代の地域区分 ●国府所在地
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武蔵国(むさしのくに)は、律令制に基づいて設置された日本の地方行政区分令制国の一つ。飛鳥時代から明治時代初期まで、日本の地理的区分の基本単位だった。府中は奈良・平安時代に武蔵国の中心地として栄えていた。
武蔵国の現在は一都二県に
変遷。埼玉県の大部分、葛飾区・江戸川区など一部を除いた東京都の大部分、神奈川県の川崎市、それと横浜市の大部分。
府中ワードの地域範囲は府中市、府中市の東隣の調布市、それと多摩川を挟み南側の稲城市の約半分の地域です。

画像の説明
葛飾北斎「武州玉川」(現在の多摩川)
多摩川は山梨県と埼玉県堺の笠取山を源流とし東京湾まで138km 途中府中市・調布市の南端を流れていく

画像の説明
歌川国芳「調布玉川の景」  着飾った娘を多摩川で洗濯している女が見ている 女中を連れて渡しに向かう大店のお嬢様であろうか

武蔵国と群
国府は政治・経済・文化の中心地。現在で言えば都道府県庁所在地。府中は現在の埼玉県庁・東京都庁・川崎市庁・横浜市庁の務めをしていた。また国府に隣接する大国魂神社は武蔵国内諸神を配祀(はいし)する総社の役目をしている。
画像の説明

府中市の木・花・鳥
木は「けやき」:すくすくと天高く伸びる“けやき”は、市勢の発展を示唆するかのようであり、子供たちの健やかな成長を願う市民の心を象徴しています。
花は「うめ」:百花に先がけて咲く“うめ”は、豊かな市民生活を希求する府中市の姿勢とともに、自然をいつくしむ市民の心を象徴しています。
鳥は「ひばり」:澄みきった青空に、真一文字に舞い上がる“ひばり”は、だれもが「住みたくなる都市」を目指して進展を続ける府中市を象徴しています。

  • 有名な画家に描かれるほど昔から栄えていた都だったのですね。確かに老木のけやき並木が続く奥にある大国魂神社に行くとそれが忍ばれます。郷土愛は歴史を保護することにもなるのですね。 -- 岸野みさを 2019-03-10 (日) 17:03:08

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