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2019.04.03 自分史・家族史「電車伝道ーカナダにて」 投稿者:サブストローム・リン

電車伝道―カナダにて
その日は-34度だったので外で伝道できる日でした。それでも気温はとっても寒いので(ウィンドチルいれたら-44度とかだったと思います)ドアをノックする代わりに電車に乗って伝道しようってことになったんです。電車伝道はYSAをカバーしている宣教師の特権の1つで、LRTというエドモントンを北から南にかけて走っている唯一の電車に乗って人と会話する伝道です。
電車に乗ってすぐにターゲットを上手く見つけられるかが鍵で、そしてこの道は同僚と一緒の2対1ではなくて1対1を二つ作るやり方なので、電車に乗ってどの人に声をかけるかを吟味していました。その時に、あ、この人に声をかけた方がいいって強く感じたんです。彼は電車のはじっこに立っていて大きなヘッドホンをしていました。普通、ヘッドホンをしている人とは話さないんですほとんどの確率でそもそも聞いてもらえないので。しかも彼は電車のはじっこにいたのでなおさらわざわざ歩いていって声をかけるのはAwkward(不自然)だなっと思って自分の近くにいた女の人に変わりに話しかけようとしました。
でも声をかける直前に彼女は駅で降りてしまったんです。あ、これはもうサインだ。従うべきだって思って、めちゃめちゃな理由を作って彼に声をかけました。ところが彼の英語は全然上手ではなくて、会話が上手く出来ませんでした。意思疎通に困って会話が終わりになって沈黙が流れてしまったので「ああ、もちろん御霊に従ったとしてもこういうこともあるな」と思いお礼を言って違う人の所に行こうとしました。ところが行く前に彼は初めてネームタグを見てくれたんです。実は2週間前に日本語のネームタグをオーダーしていて、(今レッスンを教えてる日本人の女の子がいるので)、彼は「教会」の二文字に反応して「あなたは教会の人ですか?」って聞いてくれました。それまで彼のことフィリピン人だと思っていたのでびっくりして、「漢字が読めるんですか?」って聞いたら彼は実はミャンマーの山奥から来ていて中国語が話せることが分かりました。
会話を続けるとさらにびっくりすることに、教会のことをとっても学びたいと思っていたことが分かって、そしてミャンマーに後2日で帰ることが分かりました。「ミャンマーの山奥で教会のことなんて学べないので今週が教会のことを教えてくれる人を見つけられるラストチャンスだったんです」って言ってくれた時に、声かけなかったら彼は一生その機会が無かったかも知れないって想うと同時にたくさんの感謝がわいてきました。結局メッセンジャーとFBを交換して連絡をこれからもとる予定です。

  • 遥々ミャンマーの山奥から来た青年とカナダで出会うなんて、主は不思議なみ業をなさいますね。御手に使われている僕のリン長老に更なる経験が与えられますように! -- 岸野みさを 2019-04-05 (金) 09:47:47

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