19051501徳沢愛子
2019.05.15 エッセイ「平成よ 有難う」 投稿者:徳沢 愛子
平成を振り返ると、あの日々は私の人生実にハイライトであった。”痩身でプリプリのお尻”と褒められた時代も遠く過ぎ去って、油(脂肪)の乗りのりの時代に突入の現在である。令和の時代もこの乗りのりは続くのだろうか。平成、活動の場も広がったが、その中で一番本当の喜びを感じていたのは、何といってもこの末日聖徒イエス・キリスト教会のセミナリー教師の責任であった。
長く続いたこの責任も、後期高齢者の私は平成最後の31年3月をもって、多分解任であろうと覚悟していた。どんなにか淋しい、どんなにか生徒たちとの別れは辛いかと、色々思い巡らしたが、早起きの私の、早朝セミナリー大好きという思いが、神様に通じたらしい。令和の新しい年もやらせてもらえることになった。有難いことである。最晩年になるだろう令和の時代から平成を見ると、本当に幸、不幸でさえすべてが主の憐れみに満ちていて楽しかった。孫のような生徒たちと共に、さわやかな早朝、福音を学ぶこの至福の時、これ以上に贅沢な時はない。日々成長していく生徒たちを奇跡を見るような思いで眺めることは、教師冥利に尽きる。福音はすごい力を持っている。信仰が芽を出し、伸び、花を次々につけていく過程を、身近で見ることができる幸せ。たくましく成長して、勇躍宣教師として世に出ていく生徒たちに幸あれと祈らずにはいられない。
- 愛子姉妹の福音を愛する気持ちと生徒たちを愛して止まない思いが伝わってきます。主でなくても「良くやった」と言いたくなります。そして、「令和もよろしく」と主のみ声が聞こえてくるようです。ところで「乗りのり」とは脂肪のことだったとは知りませんでした。 -- 岸野みさを 2019-05-18 (土) 10:55:25