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2019.5.26 エッセイ「たとえ1ミリでも前進」 投稿者:情熱男

 令和初の高尾ワード大会を迎えられたことに感謝致します。思い起こせば、1年前の今日、私は高尾ワードのビショップとして召されました。怒涛の1年間でした。ネルソン大管長が、今でのホームティーチングや家庭訪問から変更して、ミニスタリングを行うことにしたり、大祭司グループがなくなり、長老定員会に再編成されたり、教会が3時間プログラムから2時間プログラムに変更されたり、大きく変化した1年間でした。
 そのような中で、私が強く感じるのは、「主は、家庭を中心として主から力を受ける備えをしてください」というメッセージです。2019年1月から「私に従ってきなさい」というテキストをプライマリー、青少年、成人クラスが共通して学ぶようになりました。今までにも増して、家庭での聖典研究をすることを主から求められるようになりました。どの家庭も完璧な家庭など無く、眠そうにしてぐずる子供たちがいたり、スマホをいじって参加しようとしない青少年がいたり、パートメンバーや独身で一人で行わなければならない状態だったり、家族のスケジュールがバラバラで一緒に学ぶことが難しい状況だったりします。それでも「ほんの1ミリでも、ほんの1節でも、ただ聖典に触れるだけでも」主の勧めに従えるようもがく姿を主は必ず見ていてくさだいます。主の衣の裾を触って癒してもらおうとする長血を患う女をかえりみられたように、私たちを助けて下さいます。私の家族も家族全員で1章を読みきれる日は、ほとんどありません。それでも、起きている人だけで1節づつ読み回しています。理想とは、ほどほど遠い状態ですけれど、もがき続けて行きます。みなさんも、一緒にもがきましょう。

  • 1ミリの信仰とは正にビショップがお話されたからし種の信仰ですね。更に「ただ聖典に触れるだけでも」!とは初めて聞きました。触るということでしょうか?試してみると確かに聖典に触るとページを開きたくなりました。ページを開くと目が勝手に御言葉を読みはじめました。これは奇跡だと解りました。 -- 岸野みさを 2019-05-28 (火) 07:12:23
  • 正直にご家庭の実態を紹介しながら、戒めていらっしゃるメッセージに好感を持ちました。本当にその通りですね。(妻は10年以上前に他界、息子家族は同居ながら別々の生活空間で生活していますので)私は独り身ですので、己を律すれば読める状況にあります。私は怠惰なので、起きたらすぐに机の前に座るようにしています。そこに聖典があります。モルモン書何度読んでも新しい発見があります。モルモン書が手元にあるだけでも感謝ですね。 -- おさむ 2019-05-28 (火) 21:37:28

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