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20052201山田 憲彦

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2020.05.22 詩・散文「預言者の日」 投稿者:山田 憲彦

永遠のコロブを発し、
自ら創造せる銀河の間を飛翔して、
彼らは来られた。
眩しいオレンジ色の
恒星をかすめ飛び
巨大な衛星を一瞥し
コバルト色の海を
見下ろしつつ
降りてこられた

朝靄の木々のもと
悪魔と戦いつつ
ひざまづき祈る少年のもとに

千八百二十年の早春
人が神に祈り
神が人に語られた日

そのとき、悪魔は滅亡の
予感に震え
大地は新生の兆しに歓喜した
そして主の御業は人知れず 
パルマイラの森にはじまる

  • とうとう登場ですね。待ってました!山田兄弟。今年はジョセフスミスがお二方に会ってから200年の記念にふさわしい詩をありがとうございます。これからも楽しみにしています。 -- おーちゃん 2020-05-23 (土) 08:42:10
  • そして主の御業は人知れず パルマイラの森にはじまる
    この結びの言葉が胸に沁み込みます。 -- 岸野 みさを 2020-05-23 (土) 17:41:24

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