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2021.03.08 絵画・イラスト・マンガ「ヨセフの木 作品2」 投稿者:トク☆オタ

預言者リ-ハイ

預言者リーハイ

「さて、ユダヤ人は、父が彼らについて証をしたことのために父をあざ笑った。父がユダヤ人の悪事と彼らの忌まわしい行いについて、ありのままに証したからであり、自分が見聞きしたことや、あの書物で読んだことが、メシヤの来臨と世の贖いをはっきり表していると、証したからである」1NE1:19

(歴史的背景)
BC1013年、「イスラエルはダビデの統治下で12部族を一つの国家に統一し、最盛期に達し、国力も絶頂となった。ダビデの指導の下に選民たちは初めて、約1000年前にアブラハムの子孫に約束された全地を勢力下に置いた。イスラエルの勢いがそこまで達したことはかってなく、それ以後も二度となかった。(旧約聖書 生徒用資料 創世記―サムエル記下 P26)

 やがてダビデ家の悲劇から始まったイスラエル統一国家の崩壊はBC940年北王国(イスラエル)と南王国(ユダ)が二つに分裂し、北王国はBC725年から720年アッシリヤに征服され10部族を捕虜にされた。この時からイスラエルの10部族は散乱して行方知れずになり歴史上から姿を消した。「失われた10部族」と呼ばれている所以である。

 当時の中心的な預言者はエレミヤであり、ゼパニヤ、オバデヤ、ナホム、ハバクク、リーハイがいた。主はこうして多くの預言者を投入してイスラエルの民を救出しようとしたが、BC587年ユダ王国はバビロニヤに包囲され滅亡した。リーハイたちが主の勧告によってエルサレムを出立したのはその直前である。(文責 岸野みさを)

  • この美しいソロモンの神殿はBC587年の攻囲戦で破壊されるまでこうしてあったそうですね。あたかも当時にワープしたかのようなシーンに作者の霊感による奮闘が想像できます。
    ミカやエレミヤが予言した「あなたがたが血をもってシオンを建て不義をもってエルサレムを建てた。……それゆえ、シオンはあなたがたのゆえに田畑となって耕され、エルサレムは石塚となり、宮の山は木の生い茂る高い所となる」(ミカ3:6-12;エレミヤ26:18)この主の言葉はバビロン捕囚70年間に成就しましたね。 -- 岸野 みさを 2021-03-09 (火) 19:32:01
  • 迫力を感じる素晴らしい作品ですね。
    まるで、その光景を見てきたかのような気持にさえさせてくれます。
    色々、勉強になります。
    有り難うございます。 -- 文美 2021-03-11 (木) 13:09:59

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