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2014.07.01 詩・散文「原爆死を悼む」 投稿者:岸野 みさを

長崎原爆の歌
 
原爆死を悼む
 
岸野 みさを
 
 
炭素化の方が まだマシなのか
地獄の中の 苦しみの極みで
僅かに残る 人としての
慟哭
それも 暫しの間
ただ
ボロ切れのように 腐りゆくだけ

空の碧く
緑の草の
川の流れる
街があった
人がいた
子どもがいた
暮らしがあった
未来があった

招かれざる エノラゲイ
なぜに お前は
なぜに お前は
なぜだ なぜだ
なぜだ

今 声を挙げよう
慟哭の志の代わりに
国際司法裁判所が どう言おうと
原爆投下は間違いだ
人類に対する犯罪だ

戦争の狂気と破壊を 少しでも
知る者は 戦争の世紀よさらば と
不戦の誓いを 固く誓う
不戦の誓いを 固く誓う
 
 

  • 現実社会では、戦争は近くに在りつつも遠いという人がいて、戦争を避けるための法案を提出すると、やれ戦争が起きるだの徴兵だのと騒ぐ人がいる。そんなときは、感情論から超然として、冷徹に先を読みつつ、チョコレートケーキを今日も買いに行く罪悪感と、隠蔽工作の自責の念。確かに甘いものは脳内麻薬だ。 -- 昼寝ネコ 2014-07-01 (火) 23:08:29
  • 昼寝ネコさま
    ジョセフ・スミスが「この命友にとって価値のないものなら、自分にとっても価値がない」と言って差し出されました。最期にはアンタイニーファイレーマン人のように、武器を捨てて死ぬか、戦って死ぬか、いずれにしても戦争は血を流して死ぬことだと、分かっています。平和の構築はチョコレートケーキじゃないことは分かっています。 -- 岸野みさを 2014-07-02 (水) 06:36:03
  • この詩を読んで、一瞬にして奪われた多くの命、街々、さまよう人々を思い、今でも苦しんでいる人たちがいることを忘れてはならないと心に刻みました。8月を前に多くの人に読んでもらいたいメッセージです。詩の訴える力はすごいなと思いました。
    -- としえ 2014-07-03 (木) 17:15:56
  • としえさま
    原爆投下を目の前にすると只々無力感に襲われます。長崎で見た模型が瞬時に町を焼き尽くしていく様はほんの息をのむ一瞬で、見ている人々は皆シーンとなって硬直していました。
    -- 岸野みさを 2014-07-03 (木) 18:14:50

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