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2016.03.15 エッセイ「ちょっと面白夫婦小話」 投稿者:岸野みさを

 新婚さんつまらないことで初めて喧嘩をして、気まずい雰囲気が続くと、夫は突然「イエスはキリストであることを証します。私たちの救い主贖い主であることを証します」と大声で言ったので、妻の緊張が一気にほぐれて、笑いになったのだと言う。二人はキリストによって結び合わされていることを再認識させられた。

 4歳になる長男を筆頭に弟と妹がいる夫婦の約束は「寝る時間は同じにしよう」とのことだ。夫が先に寝てしまったり、妻がいつまでも家事育児で忙しくしていることは日常になりやすい。

 向上志向の妻は大学院で学んでいる。同じように何かを学んでいる訳ではないその夫は彼女をバカにするのだという。わざと人権を無視した言動にでるのだという。コミュニケーションを取ろうと話をしてもみても、気持ちが通じないそうで、彼女の苦しみは深く大きい。でも、それって「僕も仲間に入れてよ」ということじゃないの?夫婦が歩調を合わせるのは事と次第によっては難しい時もあり。

 新婚さん、「隠し事はなしにしよう」「いいわよ」でも、妻は独身時代からの貯蓄がウン百万円あることを告げてない。そうか、それは個人財産ってことか。

 子どもが大勢いる夫婦は度々言い合いをするそうだ。すると、同じ顔の子どもが同じ顔の親の味方をするのだという。そうか、血は水より濃いのだ。

 老境に入ると無口になるというが、実際自分がその域に達してみて、本当に無口になった。何を話してもうなずくばかりの夫で張り合いがない。その夫の孫とのおしゃべりはたいしたものだ。途切れることが無い。そうか、孫が喋り続けているのだ。

 新妻は「結婚祝いは布団掃除機がいい、昼間勤務で布団を干せないから」という。感心した。健康第一を考えての主婦の務めだと思いきや、実はそれを希望したのは夫だった。干した布団ほどふわふわして暖かくお日様の臭いがするので私も大好きだ。

 新郎は「妻は実家に帰ったきりです」「どこか調子が悪いのですか?」「お腹の調子が悪いのです」それを本人に確認すると「まあー、おめでたなんです」そうならそうと言って下さいな。そりゃ、妊娠4か月の安定期に入るまではおおっぴらにはできないことを承知していますよ…。

 ある夫、妻に対して「あんたは聖典忘れても弁当は忘れないよね」これって褒め言葉?
金沢では弁当忘れても傘忘れるな、と言う。いつ雨が降ってくるか分からないからだそうだ。どっちも忘れないで…。

  • ある日曜学校教師が言った。「結婚前は片目をつぶって、結婚したら両目をつぶって相手を見る」どんだけガマン強いのだろう。ってか、奥さん見るのも怖くなっちゃった?ご存知のように本来は「結婚前は両目をあけて(しっかり見極め)結婚したら片目をつぶる(少々のことは目を瞑り、片目ぐらいが丁度イイ)」イギリスの神学者、トーマス・フラーの格言です。『わたしには 今のあなたが 丁度イイ』 -- o 2016-03-16 (水) 09:52:55
  • 0さま
    ホンニそれじゃめくらになれ、ということですね?冗談もいい加減にせい、このSS代理教師はウチの義理息子でした。ご容赦のほどを。 -- 岸野みさを 2016-03-16 (水) 10:12:17

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