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2021.02.23 自分史・家族史「25年後に投函した初孫への手紙」 投稿者:岸野みさを

 あなたがこの手紙を読むにはもう少し時間がかかることでしょう。あなたが我が家に来てから少しずつ私らの生活が変化しています。あなたの無邪気な笑顔や仕草の一つ一つに私らは大きな喜びを感じ、感動を覚えています。小さな生命の不思議さとあなたを贈って下さった神さまの救いの計画の偉大さを目の前にしてただ、ただ、畏怖の念に打たれています。かっては自分達もそうであったことなど考えられないほど、あなたの存在はインパクトがあり、日々の目覚ましい成長ぶりに目を見張っています。

 あなたはいつの間にか母が誰であり、父が誰であり、そして私らが誰であるか分かってきました。今1歳前のあなたは産院で一緒に生まれた友だちが遊びに来た時大喜びだったそうですね。覚えていたのでしょうか?

教会に行っても私らの家に来てもいつも機嫌よく大喜びで、活発にアチコチ見回しては、パーパーパーと言って盛んにお話します。

 ハイハイもあっという間にできるようになりました。あなたのパパは最初バックでハイハイし次に前進になりましたが、あなたはグルグル一周して、それからひじで前進です。

 故郷の白馬村にあなたが初めて旅行したときはびっくりしました。あなたはシートベルトをしっかり絞めて、車に乗るとぐっすりと眠ってしまったそうですね。5時間もかかるのに起きることもなく泣くこともなく、「柚、カナカナせみが泣いているよ。ホラ聞こえる?」
と私に起こされるとパッチリと目を開けてニコニコしていましたよ。パパは「早く抱っこしてあげて、ずっとシートベルトだったんだから」と言いました。

 2年後の冬季オリンピックの準備で白馬村は活性化しています。

1996年夏 柚12月27日で満1歳になる。


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