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2023.03.29 穀粒記者レポート・『旧第3ワードリユニオン53周年記念おめでとうございます』投稿者:岸野みさを

3月21日、吉祥寺の旧第3ワードは(その前の西支部や第6ワードも含まれる)今回53周年記念の故かメンバー57人中全員が参加した模様で、私もZoomで参加しました。12時の開会から始まり、終わったのは15時半で会場に集った人たちは天丼弁当付きでした。持ち時間一人2分で近況や趣味や証などを述べる。急遽、時間が取れなくてビデオメッセージを届けた方もいました。

BYUの近くに住んで30年以上経ち、昨年市民権を獲得したという家族やバージニア州に住んでいる家族がzoomで参加していました。4年前に東京にいた時の50年間のガラクタを(姉妹の発言)一切捨てて札幌神殿の傍に引っ越したご夫妻、福岡神殿で20年以上ワーカーとして働いている兄弟、北海道から九州まであちこちからzoomや対面で結集した懐かしい兄弟姉妹たちでした。

Zoomのグループから2分間のスピーチが始まりました。皆さんのスピーチは聞き取れたのですが会場にいる皆さんの声が聞こえにくくて、ほとんどを文字お起こしすることができませんでした。聞き取れたことだけをまとめましたのでご了承お願いします。

びっくりしたのが91歳で趣味はボルダリングとサイクリングだという姉妹のことです。確かにどうみても91歳には見えない。ボルダリングなんて若者が挑戦するスポーツでクライミングの一種、最低限の道具を使い岩や人口の壁面などをよじ登るあの危険なスポーツです。それに、改宗の面白い話があるが時間がないのでまた、次回に、となりました。

Zoomのグループの中で「からし種」を意味する苗字のご夫妻がいました。彼の趣味は読書で年間宗教関係の本を100冊読んでいるそうです。今まで合計すると8000冊は読破して、目標は一万冊だそうです。一体どれだけのスピードで読むのでしょうか?普通の人は1分間で150文字(日本語)だそうですが……

1961年に改宗して建築宣教師として召された兄弟のお話がありました。当時の建物はタイル造りで今の建物とは異なり、壁の白さが際立つ建物だった。「この庭を貸してくれませんか?」とモデルを撮影するカメラマンの要請があって、教会堂を背景にしてそのカメラマンはモデルの写真を撮ったそうです。懐かしい建物だった、と述懐していました。

確かに当時新しく建てられた教会堂は白亜で、それは吉祥寺の駅のホームの先端当たりからも遠望できました。その教会堂が建てられてからドッと大勢の人たちが改宗して、私もその一団の中の一人だったと先輩が教えてくれました。その前は暗くて古い建物だったそうです。

今日までずーっとイエス・キリストの教えの中で生きてきた。私たちは死なない、と力強く証した兄弟がいました。

また、日野市に住んでいる会員を車で運んでくれた会員の息子さんがいました。
彼女は29歳で夫を亡くしたそうです。

昨年頸椎損傷した姉妹がいました。

とっくの昔に幕を通過した姉妹の手紙が出てきた話をされた方もいました。

亡くなった夫の句を切々と詠んだ姉妹がいました。

左半身不随になった兄弟がいました。

今日3月21日が婚約発表の記念日だという方がいました。ソルトレーク神殿で結婚しようとプロポーズされたので1970年10月にソルトレークで神殿結婚しました。後にパウロが歩かれた道を歩いたことを話されましたが音声が聞き取れなかったので詳細は分かりません。

横浜に30年近く住んでいる。昔の面影のある人となくて分からない人もいる。
来世で会いましょう、と言った方がいました。

 菊地長老のご長男は歯医者さんになって頑張っていると報告した方がいました。

 1976年第3ワードでバプテスマを受けたサムエルの編集長は、自分のことよりもサムエルを読んでください、と強調されました。

 母上の介護に励んでおられる親孝行のご夫妻がいました。

最後に井上龍一長老のお話がありました。原稿を賜りましたのでご確認なさってください。

2023年3月21日吉祥寺リユニオンでの証 井上龍一

 今日は、吉祥寺の教会がワードになって、53年目です。こうして再びリユニオンで懐かしい皆さんと再会でき感謝しています。準備して下さった委員会の方々に感謝致します。
50年も過ぎてから、このように多くの兄弟姉妹が集われることはなかなかあることではありません。ズームでもご参加下さっている兄弟姉妹ありがとうございます。今日は、二つのことについてお話します。
 一つは、今日、初めてこの会に参加してくださっている藤勝姉妹です。私は、1969年2月に菊地良彦支部長の後任として召しを受けました。その時、以前、勝又兄弟という方が若くして亡くなられたことを知りました。その後、再婚されて勝又姉妹は藤勝という姓となりました。長い間教会には参加できませんでしたが、昨年11月12日に、東京神殿で初めてお会いしました。
 その日の朝、神殿での儀式衣装を「私は儀式をする人で、受ける人ではない」のでと鞄から出しました。その時に、「持って行くように」と感じましたので、また、元にもどしました。神殿で、午前中の担当のシーリングの儀式を終えると、隣の部屋から「男性が一人足りないので助けに来て下さい」と声がかかりました。続けて「儀式用の衣装を身につけてお願いします」と言われました。そこで、衣装を持って行った意味が分りました。その衣装を身につけて隣の部屋に入っていくと、福田兄弟が儀式をされるのを待っていました。そのとき、藤勝姉妹の亡くなられたご主人様の身代わりを致しました。
 私の儀式用衣装のことだけでなく、いくつかの奇跡がありました。その場に立ち合った姉妹からの報告です。私の前に一人の兄弟が呼ばれましたが、「私は衣装がありません」と断りました。その兄弟は、背が低く太った兄弟で勝又兄弟とは体型も違う人でした。私が衣装を着けていくと、背が高く痩せ型で黒いメガネ、亡くなられた勝俣兄弟と似ていました。そして、私の手は勝又兄弟と同じような手だったと言います。後から藤勝姉妹は「温かで柔らかく愛にあふれている感じの手」と表現して下さいました。この場にいた福田兄弟は東京西支部の6代目の支部長、私は10代目の支部長でした。藤勝姉妹にとって西支部のリユニオンのようだったのです。私が、ちょうど自分の儀式を終えた時だったことをはじめ、いくつかの偶然が重なりました。ラズバンド長老は2017年10月の総大会で、マックスウェル長老の言葉を引用してこのように話しておられます。
「だれ一人として,自分たちの友情の輪を通して与えられている,人との交わりを十分に活用している人はいません。こうした巡り合わせを,わたしたちは『偶然の一致』と呼ぶことがあります。この言葉を人間に使うのは理解できます。しかし,偶然の一致という言葉を全知全能であられる神の働きを描写するのに使うのは適切ではありません。神は『偶然の一致』ではなく『神聖な計らい』によって物事を行われるからです。」
 もう一つは、禮子姉妹のことです。2019年1月から体調が良くなく病院に行きました。いろいろな検査を受けましたが、なかなか分らず、7月の半ば過ぎに「胃癌」と診断されました。医師の診断は、3−4か月抗がん剤治療をして癌を小さくしてから手術をすることでした。抗がん剤治療は彼女にとって大変だったと思います。12月30日に手術を受けました。長い手術でしたが、無事に終わりました。2週間後に退院し、1年半リハビリに励み、杖をついて散歩を楽しんでいました。
 でも、だんだん体力が落ちてきて、昨年1月に3か月検診に行った時、医師から「こんな体力で通院は大変だろうから訪問医療を」と進められ、次の日から、一週間に一度医師が訪問し、毎朝、看護士が来て点滴を入れ、昼過ぎに外しに来てくれました。そして、身体を吹いたり頭を洗ってくれたり、マッサージをしたりと本当に親切にしてくれました。最後の3週間は大阪の娘が看護士の仕事を休んで来てくれ、同じ部屋で寝てよく世話をしてくれました。ですから、最後の数週間は、良い看護を受け、家族に見守られて幸せな状態で次の世に行きました。
 彼女が亡くなってから、二ヶ月半ほど過ぎた5月13日に、私が知らない姉妹から電話がありました。「禮子姉妹から伝言です」と言います。「連休で娘達が帰って主人は一人で寂しくしていますので、電話して励まして下さい」と言われました。と言います。そして、二か月後の7月13日、その姉妹からまた電話があり「禮子姉妹から伝言です」と言います。今回は、「あなたは禮子姉妹とどのような関係でしたか」と質問しました。彼女からの返事は、「私の主人は非会員で、子供も授かりませんでした。でも、神様からそのような霊的な能力をいただきました。」でした。私たちが神殿会長会で奉仕していたとき、彼女が神殿に来られました。「儀式中体調を悪くしてその儀式をキャンセルしたとき、禮子姉妹から親切にしていただき、その時に電話番号をお聞きしました。」と言っていました。今年に入ってからも、彼女からは毎月のように「禮子姉妹からの伝言」をいただいています。今月の伝言は「龍一兄弟が神殿で奉仕するときには、私も神殿に行きます」でした。彼女の霊的な能力に感謝します。このようなメッセージは、私たち家族にとってとても貴重なものとなっています。
預言者の言葉によれば、主の再臨は近くなっています。どうぞ、神殿に入られ聖なる儀式を受けて主の再臨に備えて下さるようお願いします。ネルソン大管長は「神殿にいる時間を増やすと,ほかの何をするよりも生活が祝福されると約束します。」と言われました。確かに神殿に参入する時間を増やすことにより大きな祝福をいただいています。今年1月から娘と一緒に奉仕しています。それは大きな喜びです。
神様が生きておられること、イエス・キリスト様が救い主・贖い主であること、この福音が真実であることを証します。アーメン。

  • 岸野姉妹、ありがとうございます。 -- 塚原俊英 2023-03-31 (金) 06:49:32
  • 岸野姉妹
    素晴らしい記事をありがとうございます😊
    これだけの記事をまとめられたことに感動しています。 -- 内山雅亘 2023-03-31 (金) 21:05:25
  • 岸野姉妹
    素晴らしい記事をありがとうございます😊
    これだけの記事をまとめられたことに感動しています。 -- 内山雅亘 2023-04-02 (日) 19:00:23

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